禁煙
今日は予約状況からすれば「ヒマな1日」と思いきや、新患が4名、それもバラエティーに富んだ患者さんだった。
血管疾患を扱っていると、こちらから「禁煙しなさい」と勧める患者さんは多数いる。そして、何人かは「考えてみます」という患者さんはいる。知り合いにも勧めている。
しかし、今日は初めて自分から「禁煙したい」と希望して来院した患者さんが来た。
20歳代の若い女性。17歳の頃から吸い始めたヘビースモーカーである。
当院は開院以来すぐに「ニコチン依存症管理算定料」算定要件を満たし保険診療ができる施設認定を取得している。
つまり、禁煙指導に対して保険が適用ができるクリニックである。
ニコチンパッチやガムを用いて、12週間にわたってプログラムを実践していき、禁煙を成功させるわけである。
施設認定を取得するにはそれなりの要件があった。
それだけではなく、患者さん側にもいくつかの要件がある。
(1)ニコチン依存症に係わるスクリーニングテスト(TDS)で、ニコチン依存症と診断された者であること
(2)ブリンクマン指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)が200以上である者であること
(3)直ちに禁煙を希望している者であり、「禁煙治療のための標準手順書」に則った禁煙治療についての説明を受け、文書によって同意している者であること
施設側、患者側ともにいろいろと要件を満たさなければ保険診療としての禁煙治療が受けられないということである。
前記の女性は、自身だけでなくご主人も禁煙をさせたいという。しかし、ご主人自身が禁煙を強く希望している場合でないと難しいと思う。
つい先日、受動喫煙者(ご主人が喫煙者)の女性が、そうでない女性に比べて肺癌に罹患する確率が2倍であるというデータが示された。
また、高松市でも今年3月からタクシーは禁煙になるという。タクシーに乗るたびに運転手さんに聞いてみるが、できることなら禁煙したいという人が非常に多い。
飲食機関、公共施設、その他いろいろなところで禁煙を実施するようになった。
喫煙者には肩身の狭い時代になった。
身体に悪いとわかっていて喫煙している方。止めたいがそのきっかけが掴めない方。他人(家族)の身体のことを思いやる気持ちのある方。
この際、禁煙に踏み切ってはいかがでしょうか。
| 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)





最近のコメント