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2007年4月16日 (月)

開業医いじめ

今日の話題

新聞記事から.

「開業医日曜,夜間診療を」

医療政策報告書案 地域での役割提言

 厚生労働省は13日,開業医に対し地域で果たすべき役割として,日曜日や祝日,夜間も診療することなどを求めた今後の医療政策に関する報告書案をまとめた.

開業医について

  1. 地域での在宅当番医制のネットワークを構築,日曜日など救急センターに交代勤務
  2. いつでも携帯電話で連絡が取れる
  3. 午前中は外来,午後は往診,訪問診療
  4. みとりまで行う在宅医療支援診療所を含めグループによる対応で24時間態勢の確保

といった取り組みが期待されるべきだと提言している.

 病院と診療所の役割分担については,診療所は一次的な地域医療の窓口として患者の生活を支えながら,急な発症への対応を診療所同士や病院との連携で実現.急性期病院は,質の高い入院医療が24時間提供されるように原則入院治療と専門的な外来診療のみとする.

 

いわゆる医師不足ということで病院勤務医が減少し,医師の疲弊から医療ミスが続出し,医療の安心,安全が脅かされている,と言われて久しい.

そもそも,医師過剰時代が来たといい医学部の定員を削減したのは厚生省であり,今のような(私は決していいとは思っていない)臨床研修医制度とやらを導入したのも厚生労働省である.

このような無策,失策からそのツケが病院勤務医に覆い被さり,一部で今のような過酷な状況になっているのだろう.

今回の提言は,勤務医を少しでも楽にしてやろうと情けをかけ,そのツケをさらに開業医に押しつけようとしているとしか思えない.

病院勤務医から大きなリスクを背負って開業するには,するだけの理由がある.

「自分の理想とする医療」を行うためだ,という綺麗事だけではない.

勤務医として働くのに疲れた(宿直,オンコール),どんなに働いても正当な評価をされないといった不満,等々それぞれいろいろな理由がある.

私見ではあるが,外科医には手術に対するfeeを認める,一部でも混合診療を認め正当な医療費を請求する,(病院に対しては)完全ではないにしても成果主義を導入する,などの施策があってもいいと思う.そうすれば,病院勤務医の偏在,あるいは減少を防げるのではないだろうか.

とにかく,今回の提言に対しては開業医からは大変な批判,反対が出るのは確かだろう.

で,なぜ私は開業するのか.それは今後明らかになっていくことになる...つづく

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